診療時間
24時間対応
当院では在宅診療の患者様のサポートは24時間体制で対応致します。
夜間・休日でも、ご連絡ください。
状況に応じて、臨時往診、救急搬送などの指示・対応をいたします。
ご利用まで
1. お問い合わせ
まずは当院下記連絡先へお問い合わせください。ご本人またはご家族、ケアマネージャー、施設の方などからのご連絡で問題ございません。
在宅診療部直通電話
在宅診療部直通Fax
055-981-4788
*在宅診療専用の電話番号となります。外来受診や発熱対応についてはこちらでは対応できかねますのであらかじめご了承ください。
2. 面談
ご連絡後、ご面談させていただきます。患者様そして、ご家族のご要望を確認させていただきます。
面談時に初回の訪問診療をさせていただく場合がございます。
3. 契約
患者様の疾患と症状、ご家族の状況などを十分に検討し、訪問回数や診療方針をご説明させていただいたうえで、ご契約となります。
受付時間
在宅診療の申込等については下記日時で受付をしています。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
午前 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
休診日: 土・日・祝日・その他病院の定める定休日
対象者
- 通院が困難な方
- 寝たきり及びそれに準ずる方
- 認知症や精神疾患をお持ちの方
- 在宅にて医療処置や管理を必要とされる方
- 退院後のケアが必要な方
- リハビリテーションが必要な方
- 脳卒中(脳梗塞・脳出血)などの後遺症で障害をお持ちの方
- 難病や重度障害をお持ちの方
- ご家族が介護でお困りの方
- 老人ホームやグループホームなどに入所中の方
医療介護活動
- 往診、訪問診療、訪問リハビリテーション
- 24時間連携体制で、在宅での療養をサポート
- 専任のケースワーカーによる医療、福祉、生活に関する相談
- 「三島共立病院」との連携により、入院医療が必要な時には迅速に対応しています
- 当法人の3つの訪問看護ステーションとの連携によるきめ細かい在宅療養をサポート
対応可能な在宅医療
- お薬の処方
- 中心静脈栄養
- その他点滴
- 経管栄養
- 酸素療法
- 人工呼吸器の管理等の医療措置
- 褥瘡(床ずれ)などの処置
- 認知症の方へのケア
以下の疾患などで通院困難な方々の在宅療養をサポートしています
- 脳血管障害(脳梗塞、脳血管後遺症など)
- 慢性関節リウマチ
- 神経難病
- 呼吸器疾患(在宅酸素療法、人工呼吸器装着中の方)
- 褥瘡
- 悪性腫瘍(ターミナルケア)
- 高齢などの理由で通院が困難な方 など
上記以外方対応もしております。
利用料金
自己負担金額の目安は以下の通りです。
医療費1割負担の方の場合 | 月2回の訪問診療で、約6,000~12,000円程度 になります。 |
医療費3割負担の方の場合 | 月2回の訪問診療で、約18,000~44,400円程度 になります。 |
※診療の頻度、特定疾患の有無、検査の有無、医療費の割合によっても金額が異なります。お支払いは一カ月分をまとめて翌月にお支払いしていただきます。
施設基準に関わる届け出
- 在宅療養支援病院
- 在宅時医学総合管理料
- 在宅末期医療総合診療料
往診診療圏
- 三島市
- 沼津市 東部
- 函南町
- 清水町
- 長泉町
- 伊豆の国市(韮山~伊豆長岡)
まずはお気軽にご相談ください。
在宅診療部の紹介
高齢化社会をむかえ、在宅医療に対する要望はますます高まっています。
共立クリニックは、このような要望に積極的に応えるため、
在宅医療を主体とする診療所として1998年7月開設され、2010年4月三島共立病院内に移転しました。
名称が共立クリニックから三島共立病院「在宅診療部」へと変更いたしました。
共立クリニックは1998年7月に開所しました。在宅医療を主体として医療活動を行なっています。現在約380名ほどの患者様がおり、毎日往診を行なっています。患者様はナースコールのかわりに私たちに電話をかけてきます。安心して療養していただくため、看護師が24時間携帯電話を持って応対しています。もちろん緊急時には医師がかけつける態勢をとっています。
私たちには強い味方の訪問看護ステーションが3ケ所あります。三島市・函南町・清水町です。訪問看護ステーションと常に連携をし、状態変化は私たちへ情報が集中するようになっています。
在宅医療は、患者様自身を診ればよいというわけにはいきません。介護している家族をどうサポートしていくかも大切です。家族が倒れてしまったら在宅医療は成り立たないからです。往診時は患者様を診察し、家族の不満や愚痴、悩みを聞いて帰ります。在宅では大掛かりな医療器具は持ち込めません。聴診器やパルスオキシメーター、心電図、エコー位が最大の医療器具で、医師はこれらを使って患者様を診察します。在宅が医療の究極と言われているのも、聴診器1本で診断するからでしょう。医師は「だから在宅はおもしろい」と言います。
病院では見られない患者様の素顔や笑顔が、在宅では生き生きとした姿で見ることができるのも在宅の魅力です。癌末期で亡くなる患者様を診ることは忍びないのですが、癌とたたかい、最後まで自分の生き方を貫き通す患者様に、何度となく私たちは勇気をもらい、生きかたを教えていただきました。「痛みが強くても決して弱音を吐かなかった方」「最後は家族旅行をしたいと、酸素ボンベを持ちながら箱根までドライブした方」「夫を最後は自分の手で看病したいと24時間つき添っていた妻」「満足するような死に方をしたいと自宅へ帰られて亡くなった方」精一杯の生き方をしている患者様に少しでも力になれたら、寄り添えられたらと日々奮闘している在宅診療部です。